ガメ、笠鉾見物客を魅了 八代妙見祭、人気の3基が巡行 [熊本県]

(左)菊慈童(右)蜜柑が八代市外でお目見えするのは初めて
(左)菊慈童(右)蜜柑が八代市外でお目見えするのは初めて
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福岡市役所周辺を練り歩く亀蛇
福岡市役所周辺を練り歩く亀蛇
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 ユネスコ無形文化遺産に登録された五つの祭りが福岡市・天神に集結した13日、八代市の八代妙見祭からは人気者の亀蛇(きだ)(通称ガメ)と「菊慈童(きくじどう)」「蜜柑(みかん)」の笠鉾(かさほこ)2基が参加した。ガメの躍動感あふれる動きと笠鉾の豪華な美しさが見る人たちを魅了。各町内が守り継いできた笠鉾が八代市外に出たのは、妙見祭の約380年の歴史上初めて。

 笠鉾2基はそれぞれ、300~400個に解体された部材がトラックで福岡市に運ばれ、各保存会が13日朝までに組み立てた。ガメも保存会が頭や手足をつないで完成。3基は福岡市役所前に展示され、写真を撮る人々でにぎわった。

 同日夕、「ありがとう復興支援」と記した横断幕を先頭に3基が巡行。ガメはは首を伸縮させたり、体を勢いよく回転させたりして見物客を喜ばせた。

 八代妙見祭保存振興会の浜大八郎会長(72)は「五つの祭りが切磋琢磨(せっさたくま)し、それぞれの伝統文化を発信できた。熊本地震からの復興にも弾みになれば」と目を細めた。

=2017/05/14付 西日本新聞朝刊=

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