野草園、黒川温泉復興に一役 地元愛好家が無料開放 [熊本県]

樹間に整備された野草園に美しく咲き誇るエビネランなどの花々
樹間に整備された野草園に美しく咲き誇るエビネランなどの花々
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 熊本地震で客足が落ちた南小国町の黒川温泉の復興に一役買いたいと、地元の山野草愛好家が無料開放した野草園で、エビネランなど約50種の花が咲き競っている。週末を中心に多くの野草ファンが訪れ、花の香りが漂う園内の散策を楽しんでいる。

 野草園を運営するのは元森林管理署職員の石松茂夫さん(69)。約40年前から収集を始め、黒川温泉の後背地を整備して栽培と増殖を始めた。集めた野草は約500種。趣味の世界だが、昨年の震災後、温泉のにぎわい復活を願って初めて一般に開放した。

 花期を迎えているのはエビネランの他、ミヤコワスレ、ヤマブキソウ、クリンソウ、ミズバショウ、クレマチス、シャガ、センダイハギ、チゴユリなど。石松さんは「珍しい種もあり、喜んでもらっている。復興につながると期待します」。

=2017/05/17付 西日本新聞朝刊=

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