益城ふるさと市場再開 地震で中断 買い物客でにぎわう [熊本県]

楽しそうにアクセサリーを手にする買い物客
楽しそうにアクセサリーを手にする買い物客
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 益城町で10日、地元の農家や商工業者が食品や特産品などを販売する「益城ふるさと市場『はぴまる』」が、昨年4月の熊本地震に伴う中断を経て久しぶりに再開した。地震前からの常連という主婦の山下智さん(41)は「うれしい。たくさん人がいて町がどんどん元に戻ってきている感じがする」と笑顔を見せた。

 市場は2014年から毎月第3日曜日に開催。約30店が特産品などを販売していた。昨年4月17日も開く予定だったが、同14日の前震を受けて休止となった。再開を求める住民の声を受け、町や事業者などでつくる実行委員会が「町ににぎわいを取り戻そう」と、再開にこぎつけた。

 会場の町仮設庁舎駐車場(同町木山)にはテントが並び、新鮮な地元の野菜のほか、唐揚げやたこ焼き、プリンなど約30店が集まった。出店者の坂本製油の中上恵営業部長(40)は「出店者同士も再会し、お互い元気で良かったと声を掛け合った。当たり前だった光景がやっと戻った気がする」と喜んだ。実行委の富澤堅仁会長(35)は「みんなのうれしそうな顔を見て、再開して良かった」と話した。

 次回は12月10日午前9時~午後3時、同庁舎で開催予定。

=2017/09/12付 西日本新聞朝刊=

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