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南阿蘇交通量9割回復 阿蘇長陽大橋復旧1カ月九地整まとめ 救急搬送の時間も短縮 休日は渋滞目立つ [熊本県]

8月27日に通行再開した阿蘇長陽大橋
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 国土交通省九州地方整備局は、熊本地震で被災した南阿蘇村の阿蘇長陽大橋が8月末に復旧して1カ月後の周辺の交通状況をまとめた。同村の交通量は地震前の約9割まで戻り、救急病院への搬送時間が復旧前より約16分短縮されるなどの効果もあった。休日は橋周辺で渋滞が目立っており、九地整は「目的地に合わせたルートを活用してほしい」と呼び掛けている。

 阿蘇長陽大橋の通行再開により熊本市方面から阿蘇地域に向かう国道57号と、南阿蘇村の主要道の国道325号がつながり、交通量が増加した。九地整の調査によると、南阿蘇村の国道325号と県道28号の「俵山トンネルルート」の交通量は9月下旬で1日平均1万4200台。2015年10月の同1万5300台と比べて9割まで回復した。

 再開の影響で、阿蘇市方面への迂回(うかい)路の県道「ミルクロード」は、7月に1日平均1万9900台だった交通量が9月には同1万6300台と約2割減少。常態化していた渋滞は長さ最大1090メートルから同300メートルまで縮まった。県道28号も7月の同9300台から9月は同4100台への大幅減となった。九地整は「阿蘇長陽大橋のルートは起伏が少ないのが運転者に好まれていると思うが、交通の集中を避けるため目的地に近いルートを選んでほしい」とする。

 南阿蘇村から大津町の救急病院への所要時間は、俵山トンネルルートを通っていた時の44分から阿蘇長陽大橋の復旧で28分に短縮された。高森町と大津町を結ぶ路線バスはルート変更により所要時間が約2時間から約1時間に半減した。

=2017/11/09付 西日本新聞朝刊=

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