熊本県の人口9000人減 10月時前年比 地震転出は歯止め [熊本県]

 県が26日発表した10月1日時点の推計人口によると、県人口は計176万5518人で、前年同日比9020人減少したものの、熊本地震の影響を受けた前年(1万1632人減)と比べて減少幅は縮小した。減少数のうち、転出数から転入数を差し引いた社会減は2030人と前年(5840人)の半分以下に縮小し、地震被害に伴う転出が落ち着いたことを裏付けた。

 県全体の減少率は0・51%で前年より0・14ポイント縮小。市町村別で最も減少率が大きかったのは五木村の4・33%(45人減)。次いで南阿蘇村3・02%(334人減)、山都町2・70%(400人減)と続いた。住宅被害が大きかった益城町は0・63%(204人減)だった。地震後、人口減に転じた熊本市は0・03%増(252人増)とわずかに回復。比較的被害が少なかった同市周辺の合志市、嘉島町、菊陽町、大津町は人口増の基調を維持した。

 推計人口は直近の国勢調査人口を基に、その後の増減(出生、死亡、転入、転出)を踏まえて算出する。

=2017/12/27付 西日本新聞朝刊=

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