育児と議員活動の両立を 環境整備求め署名提出 熊本市議会に市民団体 [熊本県]

育児と議員活動を両立できる環境整備を沢田議長(左)に要望する「みんなではぐくむ会」のメンバーたち
育児と議員活動を両立できる環境整備を沢田議長(左)に要望する「みんなではぐくむ会」のメンバーたち
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 緒方夕佳熊本市議(42)が乳児を連れて本会議に出席しようとして、開会が遅れたとして厳重注意処分となった問題で、子育て中の親などでつくる市民団体「みんなではぐくむ会」が9日、熊本市議会棟を訪れ、育児と議員活動の両立がしやすいよう環境整備などを求める要望書と、インターネットで募った賛同者約1万1千人の署名を沢田昌作(よしとも)議長に提出した。

 会のメンバーで、2人の子を育てる小田川望さん(46)は「子育てと仕事の両立を個人の問題ではなく社会の課題と捉え、全国に先駆けた対応をしてほしい」と注文。沢田議長は「緒方議員の要望を聞き、各会派の意見を踏まえ、対応を検討したい」と応じた。

 熊本市議会では、乳児を「傍聴人」とみなし、乳児の同席は傍聴人の議場への入場を禁じる規則に違反するとした。要望書は、家族に要介護者がいる人や障害者など、多様なバックグラウンドを持つ議員が参画しやすいよう議会規則を柔軟に運用することも求めた。

=2018/01/10付 西日本新聞朝刊=

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