男衆150人が激突「的ばかい」 長洲町の四王子神社 [熊本県]

力水を浴びながらわらで作った的を激しく奪い合う男衆
力水を浴びながらわらで作った的を激しく奪い合う男衆
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 長洲町の四王子(しおうじ)神社で21日、無病息災に御利益があるとされる的を奪い合う祭り「的ばかい」があり、締め込み姿の男衆約150人が的をめがけて激しく体をぶつけ合った。

 ばかいは「奪い合う」という意味の方言。わらを束ねた的は直径約60センチの円盤状で、重さは約6キロ。800年以上前に神社を現在地に移した際、ご神体を載せた円座を氏子同士で奪い合ったことが由来とされる。

 この日、午後1時前に拝殿から的が運び出されると、小学生から70代までの男衆が「まーと、まーと」と声を上げながら奪い合いをスタート。的からむしり取ったわらを口にくわえて気勢を上げるなどして観客を沸かせた。男衆に力水がかけられると熱気で湯気になって立ちのぼった。

=2018/01/22付 西日本新聞朝刊=

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