東海大阿蘇の保存に向け調査 県「震災ミュージアム」中核に [熊本県]

熊本地震で被災した東海大阿蘇キャンパス。奥は1号館=2017年6月
熊本地震で被災した東海大阿蘇キャンパス。奥は1号館=2017年6月
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 県は熊本地震の教訓を伝える「震災ミュージアム」の中核拠点として、地震で被災した南阿蘇村の東海大阿蘇キャンパス1号館や、周辺の地表に露出した断層の保存に向けた調査に新年度から着手する方針を明らかにした。

 6日の県議会一般質問で蒲島郁夫知事が表明した。県によると「全壊」と判定された1号館は、柱の強度などを調べて保存の可否を検討。断層は保存方法を探る。新年度一般会計当初予算案に関連費用を計上した。蒲島知事は「地震の教訓等を発信するだけでなく、地域振興や観光振興などさまざまな面で活用したい」と述べた。

 震災ミュージアムの在り方を検討する有識者会議が昨年9月、同キャンパスを中核拠点とするよう県に提言していた。県はミュージアム実現に向け部局横断的なプロジェクトチームを設けたことも明らかにした。

=2018/03/07付 西日本新聞朝刊=

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