阿蘇の自然フラダンスに ハワイの大家が創作 弟子の岡山さん18年秋に山上で「奉納」 [熊本県]

南阿蘇村の南阿蘇西小で、岡山さん(左)の歌に合わせてダンスを披露するダンサーたち
南阿蘇村の南阿蘇西小で、岡山さん(左)の歌に合わせてダンスを披露するダンサーたち
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岡山睦子さん(左)とナラニ・カナカオレさん
岡山睦子さん(左)とナラニ・カナカオレさん
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 阿蘇山の雄大な自然をテーマにしたフラダンスの歌を、本場ハワイのフラの大家が創作した。全国のダンサーが10月、阿蘇山上で歌と踊りを奉納する計画だ。中心となるフラダンススタジオ経営の岡山睦子さん(71)=宮崎県日向市=は「共に火山を抱える阿蘇とハワイをフラダンスでつなぎたい」と話している。

 歌のタイトルは「ウア・ナニ・アソサン(美しき阿蘇山)」。ハワイ語の歌詞の中に中岳、草千里、白川などの地名が盛り込まれ、自然の美しさと、それを次世代に引き継ぐ強い意志などを込めたという。

 作詞作曲とダンスの振り付けを担ったのは、火山の神にフラをささげる伝統を先祖から引き継ぐハワイ在住のナラニ・カナカオレさん。岡山さんの師匠で、たびたび来日してハワイの文化を紹介している。

 2010年に岡山さんが阿蘇を案内した際、自然景観と火山への信仰心にハワイとの共通点を感じ、阿蘇山をたたえる歌を創作したという。

 岡山さんはこの歌と踊りを引き継ぎ、昨夏から九州や関東のダンサーたちと練習を続けてきた。10月のイベントは阿蘇の魅力を発信して熊本地震からの復興支援につなげる目的もあり、師匠らをハワイから招き、150人以上が阿蘇でダンスを奉納する予定だ。

 6日にはフラダンスの魅力を子どもたちに伝えるため、南阿蘇村の南阿蘇西小でダンスを披露し、全校児童から大きな拍手を受けた。岡山さんは「当たり前にある自然の大切さに気付くきっかけになればうれしい。みんなで一緒に踊りたい」と参加を呼び掛けている。

=2018/03/11付 西日本新聞朝刊=

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