愛媛県の加計文書「首相関与の証拠」 前川、前文部次官が熊本市で講演 [熊本県]

 前川喜平・前文部科学事務次官が11日、熊本市で講演し、学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設計画を巡り「首相案件」とした愛媛県職員作成の文書は「首相の関与を示す決定的な証拠だ」と述べた。

 文書は2015年4月、柳瀬唯夫首相秘書官(当時)と官邸で面会したやりとりを記しており、前川氏は「愛媛県の職員がこんな込み入った捏造(ねつぞう)をする理由がない」と指摘。一連の問題を「国民の財産を特定の者に供与し、設置認可を私的に乱用した」と批判した。

 自身が名古屋市の公立中で講演した内容を文科省が同市教育委員会に報告を求めたことについて「私(が担当者)なら断っていた」と発言。事前に自民党文科部会長らが同省に講演開催の経緯を照会していたことに触れ「政治が土足で教育に踏み込むのを防ぐのが教育行政。教育現場の信頼を失った」と述べた。

=2018/04/13付 西日本新聞朝刊=

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