被災体験の副読本で授業 玉名市築山小、教訓考える 熊本地震2年 [熊本県]

熊本地震の体験をもとに作られた道徳の副読本を使い、ボランティアについて考えた玉名市築山小の6年
熊本地震の体験をもとに作られた道徳の副読本を使い、ボランティアについて考えた玉名市築山小の6年
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 熊本地震の教育現場での体験をまとめた道徳の副読本「つなぐ~熊本の明日へ~」を使った授業が12日、玉名市の築山小であり、児童たちは発生2年を迎える地震の教訓などを考えた。

 副読本は県教育委員会が作成し、県内の全公立小中に配布した。教員約80人が児童や生徒の体験談などを集め、小学低・中・高学年と中学の4種類を作成。築山小では、作成に関わった小柳美穂子教諭(52)が自身が地震後に益城町で続けたボランティア体験を載せた章を紹介し、6年生32人が意見を出し合った。

 小島桐之介君(11)は「ボランティアのやりがいがよく分かった。自分も積極的にやってみたい」。小柳教諭は「被害が少なかった地区の児童も地震を語り継げるようにしていきたい」と話した。

 県教委は本年度から副読本を使った授業を進めるほか、4月を「防災教育月間」と位置づけ、各校で取り組むという。

=2018/04/13付 西日本新聞朝刊=

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