「小天守」石垣の解体進む 「大天守」最上部の足場撤去へ 熊本城天守閣の復旧現場を公開 [熊本県]

石垣の解体作業が進み、コンクリートの基礎の上に浮かび上がったような格好になった熊本城小天守
石垣の解体作業が進み、コンクリートの基礎の上に浮かび上がったような格好になった熊本城小天守
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工事用の足場に囲まれ、瓦の撤去作業などが続く飯田丸五階櫓
工事用の足場に囲まれ、瓦の撤去作業などが続く飯田丸五階櫓
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解体された飯田丸五階櫓の部材は近くの格納庫で保管されている
解体された飯田丸五階櫓の部材は近くの格納庫で保管されている
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 2016年4月の熊本地震で大きな被害を受けた熊本城天守閣の復旧作業現場が15日、報道機関に公開され、小天守は崩落した石垣の解体が進んで地階の穴蔵が露出し、地上部分はコンクリートの基礎の上に浮かび上がったような格好になっている。

 市熊本城総合事務所などによると、小天守の石垣は7月までに約2600の石材を回収する予定。入り口の門が残っているが、地震で一部の部材が損傷したため、いったん撤去して再建するという。

 新たなしゃちほこが載った大天守は、最上階(6階)の屋根の外装工事がほぼ完了した。今月下旬に6階の足場と周囲のシートが撤去され、屋根を外から見られるようになる。

 1本足状態の石垣に支えられて倒壊を免れた飯田丸五階櫓(やぐら)は、瓦の撤去と櫓の解体作業が進む。近くの格納庫には櫓のはりや腕木などの部材が積まれていた。6月中に櫓本体と足場の解体が終わる見通し。

 市は天守閣全体の復旧工事を2021年度中に、飯田丸五階櫓を23年度中にそれぞれ完了させることを目指す。

=2018/05/16付 西日本新聞朝刊=

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