夏休みに「学校閉庁日」 教員の働き方改革加速 県教委、全県立学校で実施 [熊本県]

 県教育委員会は、教員の負担軽減のため全ての県立学校で夏休み期間中の8月11~15日のうち3日以上を、教員が出勤しない「学校閉庁日」とすることを決めた。県教委は既に一部の県立校でタイムカードなどによる勤務時間管理を試行中で、教員の働き方改革をさらに加速させる。

 学校閉庁日は、夏休み期間中も部活動の練習などで教員が出勤する事例が多いことを受け、中教審の特別部会が昨年8月公表した緊急提言で導入を求めていた。県教委によると、本年度の各校での取り組みを検証し、来年度以降も継続するかどうか判断するという。

 タイムカードなどの試行は1月から6校で開始。効果を検証した上で年度内に全県立校に広げる。

 他に勤務時間外の保護者からの連絡も、緊急時を除き留守番電話などで対応するよう各校に要請。実施に向け、各校の留守番電話機能の有無を調べている。

 5日の県教委定例会では留守番電話での対応について、教育委員から「学校側の都合で、保護者の理解が得られないのでは」との声も上がった。宮尾千加子教育長は「いろいろな反省点も出てくると思う。学校現場などでも議論してもらわないといけない」と述べた。

=2018/06/07付 西日本新聞朝刊=

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