土砂災害の危険、新たに6221カ所判明 県がホームページで公開 [熊本県]

土砂災害の危険性が高い場所を示す県のホームページ。調査で新たに判明した場所は網掛け(中央2カ所)で表示している。黄色やオレンジの部分(左)は既に警戒区域などに指定された区域
土砂災害の危険性が高い場所を示す県のホームページ。調査で新たに判明した場所は網掛け(中央2カ所)で表示している。黄色やオレンジの部分(左)は既に警戒区域などに指定された区域
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 熊本地震をきっかけに、県が精度の高い地図などを使って実施した調査で、がけ崩れや土石流、地滑りの危険性が高い「土砂災害警戒区域」(イエローゾーン)に該当する可能性のある場所が県内45市町村で新たに計6221カ所あることが判明した。梅雨入りし、近く九州豪雨から1年を迎えるのを前に、早期避難などを促すためホームページで公開している。

 6221カ所のうち、がけ崩れの恐れがある地点が4285カ所、土石流が1821カ所、地滑りが115カ所。熊本市が最多の458カ所で、山鹿市392カ所、芦北町349カ所と続いた。

 県はこれまで県内2万1268カ所を警戒区域に指定。うち全体の93%に当たる1万9805カ所がより危険性が高い「特別警戒区域」(レッドゾーン)を含んでいる。県は6221カ所についても今後、詳細な調査をして警戒区域と特別警戒区域に分類し、2023年までに追加指定していくとしている。

 土砂災害警戒区域は、土砂災害防止法に基づき都道府県が指定。市町村は、警戒区域の危険箇所や避難所の場所を記したハザードマップを作成するなど、避難態勢の整備や周知が義務付けられる。さらに特別警戒区域に指定されると、宅地開発や建築物の構造に規制がかかる。

=2018/06/08付 西日本新聞朝刊=

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