「訪れる人に感動を」 潜伏キリシタン世界遺産登録決定、天草も沸く [熊本県]

天草市河浦町のパブリックビューイングを見守り、登録が決まった瞬間、風船を飛ばして喜ぶ関係者たち
天草市河浦町のパブリックビューイングを見守り、登録が決まった瞬間、風船を飛ばして喜ぶ関係者たち
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 国連教育科学文化機関(ユネスコ)第42回世界遺産委員会で、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」(長崎、熊本)の世界文化遺産登録が決まったことを受け、構成資産の一つ「崎津集落」がある天草市の関係者からは喜びと期待の声が相次いでいる。

 天草市の中村五木市長は「地元の皆さんと、この瞬間を迎えることができ、大変うれしい。世界の宝となる崎津集落という資産を確実に将来に引き継いでいくという大きな責任に身の引き締まる思い。住む人に誇りを、訪れる人に感動を与えられるような魅力ある地域づくりに取り組みたい」と意気込みを語る。

 崎津集落がある同市河浦町で6月30日に開催されたパブリックビューイングで登録審査を見守った崎津教会信徒会元代表の海付親治さん(70)は「地元も盛り上がるだろう。これからが勝負だ」、同教会主任司祭の渡辺隆義さん(70)は「やっと決まったという感じ。地域も大きく成長してゆくと思う。これからも行政と協力しながら市全体の発展のために頑張っていきたい」と決意を新たにしている。

=2018/07/02付 西日本新聞朝刊=

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