スマホ版母子手帳導入 南阿蘇村 子育て世代転入促進へ [熊本県]

南阿蘇村が導入した母子健康手帳アプリを利用する母親たち
南阿蘇村が導入した母子健康手帳アプリを利用する母親たち
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 南阿蘇村は、妊婦健診の結果や子育ての記録をスマートフォンで管理する「母子健康手帳アプリ」の運用を始めた。村からの子育て支援情報も提供される。2016年4月の熊本地震後は出生数が減少しており、村は子育て世代の転入促進につなげたいという。

 アプリはNTTドコモなどが開発。母子手帳に記載する健康診査や予防接種の記録などをデジタル化した成長グラフを作成したり、撮影した写真と連動した成長日記を付けたりできる。村は登録された情報から妊娠週数や子どもの年齢に合わせ、制度や手続きなどの情報を発信する。どの通信会社のスマホでも無料で利用できる。

 村内で5日、利用を促すイベントがあり、吉永千尋さん(37)は「スマホはいつでも持ち歩くので育児記録の付け忘れが防げそう。村からの情報が届くのもありがたい」と話した。

 年間70~80人台で推移してきた村内の出生数は16年度55人、17年度48人。次世代定住課の長野光洋課長は「アプリは役場と村民の距離を縮める道具になる」と話した。

=2018/07/06付 西日本新聞朝刊=

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