危険な空き家を初調査 熊本市、地震後に通報急増 [熊本県]

熊本市中央区で空き家の状態を記録するため写真を撮影する委託業者
熊本市中央区で空き家の状態を記録するため写真を撮影する委託業者
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 熊本地震後に倒壊の恐れがある空き家の通報が相次いだことなどを踏まえ、熊本市は、初の実態調査に乗り出した。

 市によると、水道の使用状況などから空き家は2万~3万棟に上ると推測され、10月末まで現地を回って確認する。市は調査結果を踏まえ、年度内に対策計画をまとめる方針。

 調査は市の委託を受けた業者が空き家の敷地外から目視で実施。倒壊の危険性や周囲への影響などを踏まえ、A~Eの5段階で評価する。市には地震後、倒壊の恐れがある空き家の通報が約600件に上り、昨年5月には地震で全壊した中央区の空き家が倒壊して警察が出動した。

 市は9日、中央区新町1丁目で調査の様子を報道機関に公開した。市建築指導課は「地震で危険度の高い空き家が増加し、対策が急務。早く実態把握を進めたい」としている。

=2018/07/10付 西日本新聞朝刊=

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