いじめLINE相談254件 2週間で電話1年間の2倍以上 熊本市 [熊本県]

熊本市の相談窓口「ほっとLINE」の画面
熊本市の相談窓口「ほっとLINE」の画面
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 熊本市が夏休み明け前後の2週間、市内の中高生から無料通信アプリLINE(ライン)で受け付けたいじめ相談が、135人からの延べ254件(速報値)に上ったことが分かった。既存の電話相談に熊本県内から寄せられる1年間の件数の2倍以上で、市教育委員会は「身近で気軽なラインは相談したい気持ちを引き出しやすかったのだろう」と話している。

 市教委によると、相談内容はいじめ以外に友達や家族関係、進路の悩みなども含まれ、幅広く「生の声」が寄せられた。電話窓口「24時間子供SOSダイヤル」には昨年度、県内で117件の相談があったが「半数近くは保護者から」(担当者)だった。

 熊本市立の中学・高校計45校に通う約2万2千人が対象。子どもの自殺が増える夏休み明け前後の8月24日~9月6日(午後5~9時)に臨床心理士の資格を持つカウンセラーが応対した。市は結果を検証し相談窓口の在り方を検討する。会員制交流サイト(SNS)を通した相談窓口づくりは今年、文部科学省が補助事業を始め、全国30自治体が活用。夏休みの相談は九州では熊本市と鹿児島県が取り組んだ。

=2018/09/11付 西日本新聞朝刊=

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