世界が描く「わさもん」 熊本国際漫画祭 42カ国・地域から726点応募 [熊本県]

人気漫画「北斗の拳」の主人公ケンシロウの等身大フィギュアは九州初上陸
人気漫画「北斗の拳」の主人公ケンシロウの等身大フィギュアは九州初上陸
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サイレントマンガ部門のグランプリ作品「空へ向かって」
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細かいタッチが残る複製画に見入るファン
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 熊本地震からの復興を漫画の力で応援する「熊本国際漫画祭」が、熊本市中央区の鶴屋百貨店ホールで開かれている。好奇心旺盛で新しいものが好きな熊本の県民性を表す「わさもん」をテーマに募集した漫画の国際コンテストの作品が並ぶ。17日まで。入場無料。

 熊本市出身で元週刊少年ジャンプ編集長の堀江信彦さんが経営する出版社などでつくる実行委員会主催で、昨年4月に続き2回目。

 コンテストは、セリフのない「サイレントマンガ」とイラストの2部門で、42の国・地域から計726点の応募があった。サイレントマンガのグランプリは、ベトナムの男性2人組ゼバニア&ナットリンの「空へ向かって」。熊本城を舞台に、空を飛びたいハリネズミが小鳥と交流する物語で、高い評価を受けた。

 宇城市の福嶋伊智子さん(63)は「自分でセリフを自由に当てはめて読めるのが面白い」。息子の誉大さん(29)は「国によって効果音の表現が違うんですね」と作品を見比べていた。

 「記録に収めながら参加してほしい」という理由で、会場は撮影OK。今回は人気漫画「北斗の拳」の主人公ケンシロウの等身大フィギュアが九州初上陸した。「シティーハンター」や「バガボンド」の複製画もあり、ファンはうれしそうに写真を撮った。

 実行委メンバーの持田修一さん(51)は「熊本から未来のクリエーターが生まれるきっかけにしたい」と話している。

=2018/09/14付 西日本新聞朝刊=

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