後陽成天皇や尊氏の直筆 八代市立博物館 松井家伝来の書展示 [熊本県]

天皇直筆の書などが展示された企画展
天皇直筆の書などが展示された企画展
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 旧八代城主の松井家に伝来する文化財の中から、江戸時代以前の天皇直筆の書「宸翰(しんかん)」と有名歌人や僧侶などの書「古筆(こひつ)」の名品16点を紹介する企画展「宸翰と古筆-優美なる書の世界-」が、八代市の市立博物館未来の森ミュージアムで開かれている。14日まで。

 後陽成天皇の大作「龍虎」はたくましく勢いのある2文字が、戦国時代から江戸時代初めの激動を生きた天皇らしい風格を感じさせる。古筆では、足利尊氏の書状など著名な武将の書や、平安時代の歌人紀貫之の筆と伝えられる書などが並ぶ。複数の書を一続きの台紙に貼り付けて鑑賞用や書の手本にする「手鑑(てかがみ)」も2点展示。1点は52に上る書が貼られ、空也上人や弘法大師空海と伝えられる書などが目を引いている。

 観覧料は一般300円、高大生200円、中学生以下無料。同博物館=0965(34)5555。

=2018/10/11付 西日本新聞朝刊=

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