球磨商最後の「百貨店」 20、21日開催「伝統は中央高に」 [熊本県]

球磨商最後の「百貨店」開催をPRする球磨商・球磨中央高の生徒たち
球磨商最後の「百貨店」開催をPRする球磨商・球磨中央高の生徒たち
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 高校生自らが実際に商品の仕入れや販売、会計などを担当する恒例の「球商・球磨中央百貨店」が20日(土)と21日(日)の2日間、球磨商・球磨中央高(錦町西)で開かれる。県の高校再編により来春閉校する球磨商にとっては最後の開催。「中央高に伝統を引き継ぎたい」と意気込みを話している。

 同校では、簿記や接客などの知識を総合的に実践する授業の一環として、地域の事業所から商品を仕入れ販売する「百貨店」を開催。地元の人気商品などが手頃な値段で購入できるとあって、地域住民にも好評で、例年3千人程度が訪れてにぎわう。

 28回目の今年は、1~3年の各クラスが17店を運営。数量限定のスイーツや、お茶のセット、肉製品、花苗など幅広い商品を販売する。このほか、球磨商生徒のアイデアを元に商品化され、県内のコンビニで2万5千個を完売した「太平燕(たいぴーえん)ピロシキ」のレシピを取り入れた県南各店の商品を販売するブースも開設。錦町飲食店組合や同窓生も出店する。

 各店では、生徒が仕入れ先の事業者や商品をパネルやタブレット端末で紹介するほか、抽選会に参加できるスタンプラリーもある。

 百貨店を運営するイベント企画委員長の早田朋矢さん(18)は「球磨商がお客の心に残ってもらえるよう、生徒一丸で臨みたい」と話している。

=2018/10/12付 西日本新聞朝刊=

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