阿蘇噴火想定し防災訓練 5年ぶり、38機関250人参加 [熊本県]

阿蘇山噴火を想定した防災訓練
阿蘇山噴火を想定した防災訓練
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 阿蘇山噴火を想定した防災訓練が29日、阿蘇市の草千里一帯であり、38機関約250人が参加した。阿蘇中岳第1火口は2015年9月と16年10月に大規模噴火しており、5年ぶりの本格訓練。

 訓練は、噴火に伴い、火口周辺で観光客25人が負傷したとの想定で実施。けがの度合いに応じて、救急車や自衛隊ヘリで、麓の医療機関に搬送した。停電や電話がつながりにくくなる事態も想定し、ファクスや衛星携帯電話を使った情報伝達の流れなどを確認した。

 15、16年の噴火では噴石や降灰が観測され、噴火警戒レベルが一時レベル3(入山規制)に引き上げられた。現在はレベル1(平常)に戻り、今年4月末からは火口から半径1キロ以内への立ち入り規制が解除された。しかし、火山ガスの噴出量が多く、現在もたびたび立ち入りが規制されている。

=2018/11/30付 西日本新聞朝刊=

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