湯前町が石橋「下町橋」を調査 専門家、保全の方向性探る [熊本県]

下町橋の状態を調査する専門家ら
下町橋の状態を調査する専門家ら
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 湯前町は17日、点検で「一部補修が望ましい」と判定された石造りのアーチ橋「下町橋」(同町下城)について、専門家による現地調査を行った。

 下町橋は1906年築造の町指定文化財。現在も車や人が通行している。町建築水道課によると、鉄骨やコンクリート製の橋とは構造や補修の方法が異なることから、熊本大の山尾敏孝名誉教授(土木工学)や国土交通省の専門家の意見を聞き、保全や維持の方向性を探ることにしたという。

 山尾名誉教授らは調査後、直ちに応急対応をする必要はないとした上で、詳細な点検のため、橋全体の図面を作成することなどを提言した。報告を受けた鶴田正已町長は「安全性を第一に、今後の計画を立てていきたい」と話した。

=2019/01/23付 西日本新聞朝刊=

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