人吉・球磨でお茶ツアー 30人参加、生産者や茶商ら初めて企画 [熊本県]

和服姿で日本茶のテイスティングをするツアー参加者
和服姿で日本茶のテイスティングをするツアー参加者
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相良村の茶畑を見学するモニターツアーの参加者ら
相良村の茶畑を見学するモニターツアーの参加者ら
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 県内の茶葉生産の約4割を占める人吉・球磨地域の魅力を知ってもらおうと、「お茶のある日本の暮らし」をテーマにしたモニターツアーが初めて開催された。生産者や製茶・販売業者らでつくる「お茶の新産地形成プロジェクトチーム(PT)」が企画。参加者の意見も反映して、今月末にも旅行代理店への売り込みを始める。

 PTは人吉市の製茶・販売業「立山商店」の立山茂さん(64)を代表に、相良村やあさぎり町の茶生産農家や料理研究家、熊本県立大が参加して昨春発足。1月27日にあったツアーには、県立大生や行政関係者など約30人が参加した。

 あさぎり町の民泊施設では、お茶を使った料理教室を開催。料理研究家の本田節さんの指導で、粉茶を使った野菜の天ぷらや豚肉のほうじ茶煮など7品を、参加者がかっぽう着姿で自ら調理し、ランチとして味わった。

 一行は茶畑を見学後、立山商店に移動。女性参加者は和服に着替え、品種や製法別に入れた15種類のお茶をテイスティング。伝統的な日本家屋で「お茶のある日本の風景」を満喫した。

 また、PTの女性メンバーを中心に企画した日本茶の試飲セットも初披露。女性や訪日外国人向けのお土産として、近く発売する。

 立山さんは「思った以上の手応えがあった。PTの取り組みを通して、多くの人にお気に入りのお茶に出合ってもらいたい」と、今後の展開に意欲を示していた。

=2019/02/06付 西日本新聞朝刊=

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