築城時の石垣400年ぶり姿 熊本城の飯田丸五階櫓 [熊本県]

飯田丸五階櫓で約400年ぶりに姿を現した築城時の石垣
飯田丸五階櫓で約400年ぶりに姿を現した築城時の石垣
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 熊本市は19日、熊本地震で被害を受けて立ち入り規制が続く熊本城の天守閣前広場や、「一本足」の石垣に支えられて倒壊を免れた飯田丸五階櫓(やぐら)の復旧工事を報道陣に公開した。飯田丸の現場では、築城時の石垣が約400年ぶりに姿を現した。

 築城時の石垣は、1612~15年に五階櫓台を拡張した際、新たな石垣に覆われて消えた。市の担当者は「築城の歴史を示す貴重な資料」としている。

 大天守出口付近では、一般公開に向けての安全対策が進む。地震を想定し、石垣の崩落から入場者を守るため鉄柱を設置し、金網を取り付けるという。

 小天守では、1月中旬から石垣の修復作業が始まった。積み直しが必要な石は2377個で、これまでに約300個が終わった。

=2019/02/20付 西日本新聞朝刊=

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