資源ごみ盗難、通報倍増 熊本市、推定被害額2600万円 新年度から見回り強化へ [熊本県]

 熊本市が条例で禁じているごみ収集所からの資源ごみ持ち去りの通報が急増し、本年度は既に昨年度の2倍に迫っている。ごみを換金し財源化している市は盗難の被害額が2600万円に上ると推定。新年度から民間警備会社の巡回を新たに始めることを決めた。

 市によると、盗難の通報が多いのはアルミ缶と新聞・雑誌類。いずれも換金目的とみられる。市への通報は昨年度155件だったが、本年度は今年2月末時点で302件に急増。市は昨年6月に広報誌でごみ持ち去りへの注意喚起をしたことも増加の一因とみる。

 現在は、県警OBの市の嘱託職員4人が日曜以外にごみ収集所を巡回。違反者には禁止命令などを出しているが、市は「現在の体制で全収集所を回るのは困難」と判断。新年度から民間警備会社(最大8人体制)の巡回も加えることを決め、新年度一般会計当初予算に関連費用を計上した。

 市ごみ減量推進課は「現在の体制では限界がある。体制を強化してごみ盗難を防いでいきたい」としている。

=2019/03/14付 西日本新聞朝刊=

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