生徒と私的SNS禁止 県教委 わいせつ不祥事受け、全教職員 [熊本県]

 女子生徒にわいせつ行為をするなどして男性教職員3人が懲戒処分になったことを受け、宮尾千加子県教育長は14日、全教育事務所長を集めた臨時会議を開き再発防止の徹底を求めて訓示した。わいせつの不祥事の多くは会員制交流サイト(SNS)でのやりとりが発端だったことから、県教教育委員会は全教職員に対し、生徒個人とのSNSやメールを通じた私的なやりとりを原則禁止とする誓約書への署名を義務付けることを決めた。

 「子どもたちや保護者、県民へのおわびの言葉も見つからない。一体、学校現場はどうなっているのだ、緩んでいるのではないかと批判されても仕方ない」。この日、宮尾教育長は険しい表情で訴えた。

 わいせつ事案を含む不祥事が後を絶たなかったことから、県教委は昨年7月に不祥事事例を盛り込んだ研修テキストを改訂。県教委によるとこのテキストを使用して全ての学校で研修を実施し、全教職員が参加したが今回の事案を防げなかったという。

 県教委の2018年度の懲戒処分は11件14人で、うちわいせつ事案が5件5人となった。宮尾教育長は「責任を感じているが、(役職を)辞めたり減給したりして解決できるものではない」として、自身の引責は否定した。

=2019/03/15付 西日本新聞朝刊=

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