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九州道、GW前の規制解除 被災地視察の国交相表明

 石井啓一国土交通相は16日、熊本地震で被災し一部区間で運休が続く第三セクター南阿蘇鉄道(立野-高森)について、復旧費が65億~70億円に上るとの見通しを示した。崩落した阿蘇大橋(熊本県南阿蘇村)の下流に架け替える新橋と、土砂崩れで途絶した国道57号の代替ルートはともに2020年度開通を目指すと表明した。被災地を視察後、阿蘇市で記者団の取材に応じた。

 また九州自動車道について、車線規制中の益城熊本空港インターチェンジ(IC)-松橋IC間の復旧工事が28日までに終わり、4車線通行を再開することも明らかにした。西日本高速道路(NEXCO西日本)九州支社によると、これによりゴールデンウイーク(GW)中に予想された同区間周辺の渋滞は起きない見通し。

 南阿蘇鉄道は、不通区間のうち立野-長陽間の鉄橋の架け替えに少なくとも5年程度かかる見通しで、全線復旧のめどは立っていない。三セク鉄道などの災害復旧事業費は事業者が50%、自治体が25%を負担するのが原則だが、石井氏はこうした地元負担の軽減について「どのような支援が可能か検討する」と述べた。

 20年度開通を目指す新たな阿蘇大橋は、崩落地点の約600メートル下流に建設する。国道57号の北側に通す代替ルートは全長13キロで、うち約4キロはトンネルになる。

=2017/04/17付 西日本新聞朝刊=

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