地震記録1000点ネット公開 熊本県がサイトに映像や資料

 熊本県は19日、熊本地震の被災状況を記録した写真や映像、行政資料を無料公開するウェブサイト「熊本地震デジタルアーカイブ」の運用を始めた。自治体や民間企業などから収集した約千点をインターネットで見ることができる。

 防災・減災対策や防災教育に役立て、教訓を広く伝えるのが狙い。同県益城町の被災直後の住宅や倒壊した阿蘇市の阿蘇神社を記録した写真や映像、県災害対策本部の会議資料や検証報告書などをデジタル化し収録した。カメラ付き小型無人機ドローンで撮影した熊本城、阿蘇大橋の崩落現場、活断層の映像もある。

 県は2019年度までに約20万点の収録を目指し、市町村や大学、民間企業などに資料提供を呼びかけている。蒲島郁夫知事は「熊本地震の記憶を風化させず、全国の防災減災の対策が進むよう情報の充実を図りたい」としている。

=2017/04/20付 西日本新聞朝刊=

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