祇園祭の胴懸、240年ぶり新調 山鉾「太子山」ベトナムで

 ベトナムで約240年ぶりに新調され、報道陣に公開された「太子山」の両側面を飾る胴懸=9日、京都市
ベトナムで約240年ぶりに新調され、報道陣に公開された「太子山」の両側面を飾る胴懸=9日、京都市
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 京都・祇園祭で巡行する山鉾の一つ「太子山」の両側面を飾る胴懸2枚がベトナムで約240年ぶりに新調され、京都市下京区で9日、報道陣に公開された。

 「紺綴織スガ地花鳥樹孔雀文様ベトナム刺繍」など2枚で、各縦約1・7メートル、横約2・4メートル。以前と同じ「生命の樹」とクジャクがモチーフで、それぞれ想像上の花や鳥、ゾウなどをベトナム風の極彩色であしらった。

 太子山保存会によると、以前の胴懸はインドの品を基に日本で作られ、1775年ごろに使い始めたとの文献がある。日本で新調すると1枚1億円以上かかるため、ベトナムで3年かけて完成させた。

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