2008年6月11日

土に親しみ育てる喜び実感 4施設の園児130人 サツマイモの苗植えに挑戦 ほか

 ●4施設の園児130人 サツマイモの苗植えに挑戦 豊前の九電発電所

 豊前市八屋の九州電力豊前発電所「ふれあい農園」で10日、市内の4つの幼稚園・保育園の、サツマイモの合同苗植えがあり、計130人の園児たちが苗を植え付けた。

 サツマイモ栽培は1988年から。九電が地域との触れ合い交流の一環として、発電所内に設けた約14アールの畑で毎年行っている。今年は豊前幼稚園と和光、宇島、清高保育園が参加した。

 園児たちは九電社員から植え付け方を教わり、計約3000本の苗を植えた。10月には合同芋掘りをする予定で、園児たちは「大きな実をたくさん付けてね」と、かわいい手で丁寧に植えていた。

 ●「大きいぞー」 ジャガイモ収穫 園児の歓声響く 築上町の保育園

 築上町安武の第一青蓮保育園(竹本公彦園長、42人)で9日、初めてのジャガイモ掘りが行われた。園児たちは自分で育てたジャガイモを掘り当て、「大きいぞ」と歓声を上げていた。

 園では食育の一環として、今春からジャガイモの栽培を始めた。町産業課や栄養士から栽培や管理方法の指導を受け、園の畑に約100本の苗を植え、水やりや草取りなどの作業を体験してきた。

 収穫には母親らも参加。ソフトボール大のジャガイモを掘り当てる園児もいて、笑顔と歓声が畑にあふれていた。収穫量は約50キロ。園のおやつでふかしイモにして味わったほか、14日には親子クッキングで、コロッケやカレーを作る。

 ●障害者運営の農園 福祉体験の一環 地域住民も協力 八幡東区

 八幡東区中央の障害者小規模共同作業所「ドリーム・コム」(通所14人、藤田睦世代表)が同区の山間部で運営する農園「ドリーム・ガーデン」で、夏野菜の栽培が本格的になってきた。

 ドリーム・ガーデンは開園3年目。これからはキュウリ、トマト、ナス、ゴーヤーなど夏野菜が豊富に育つ。苗植えには地域の子どもたちも協力しており、農園で育てた野菜は障害者の手づくり弁当店「ドリーム」の食材として供給される。

 7日は同区社会福祉協議会主催で「ふれあい農園」が開かれ、参加した親子連れ約40人がサツマイモの苗を植え付け。子どもたちの元気な声が山あいにこだました。10月には収穫祭を開く計画。同協議会の北山清種会長は「次世代の人材を育てる福祉体験の一環」と力を込めていた。

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