2008年6月25日

食いろいろ=地産地消の食育に重点 牛津高校食品調理科 (小城市牛津町)

 食品や栄養の学習を通して、人間生活と食文化のかかわりを学んでいる。学校側が「食」のプロを育てる上で重要視しているのが地産地消の大切さ。17日には、地元の梅産地・牛尾梅林の生産者を招き、梅干しの漬け方に初挑戦した。

 普段は菓子作りなどが専らという食品調理科食品栄養コースの2年生37人が手にしたのは、生梅「南高」1キロとシソ三束に塩。良く洗った梅の実の水気を取り、袋に入れて塩をしっかりすり込ませる。次に、別の袋にシソを入れて同じように塩をまぶしてもみ、あくを二度取り、下準備を終えた梅を生徒たちはそれぞれ家に持ち帰った。常温保存で8月ごろには、食べられるようになるという。

 指導した生産者の永石さと子さん(50)は「梅干しには保存食という昔の智恵もある。以前に比べ食べる機会も減っただけに、地元の味をしっかり伝えたい」。2年生の東裕果さん(16)は「祖母が梅干しを作ってくれるけれど、自分で作ったのは初めて。どんな味がするかな」と興味深そうだった。


=2008/06/25付 西日本新聞朝刊=

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