2008年6月30日

「弁当の日」の先駆者 香川の竹下校長 二丈町で講演

 子どもたち自身に弁当を作らせて学校に持参させる「弁当の日」を全国に先駆けて実践した、香川県綾川町の綾上中学校の竹下和男校長(59)が29日、二丈町の町立中央公民館で「“お弁当の日”がやってきた」と題して講演した。

 竹下校長は、滝宮(たきのみや)小学校長だった2001年度から「弁当の日」に取り組み、今では全国で149の小中学校(6月8日現在)が「弁当の日」を導入している。

 講演で竹下校長は、弁当を広げて満面の笑顔を見せる子どもたちの写真をスライド上映しながら、「弁当の日」の意味について「親の愛情に飢えた子どもの心の空腹を満たすこと」と説明した。

 父子家庭の父親が、調理の勉強を始めた事例などを紹介し「子どもは、父親の愛情をしっかり受け取っている」と強調した。小学4年の長男と暮らす町内の母子家庭の女性(40)は「親の役割をあらためて教えていただきました」と講演を聴いて目を潤ませていた。

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]