2015年12月19日

霧島の食の豊かさ家庭料理でPR 「食の文化祭」130皿が競演

 主婦などが家庭料理を持ち寄って紹介し、地元の食の豊かさを訴える「霧島・食の文化祭」が、鹿児島県霧島市霧島田口の霧島保健福祉センターであった。130皿の料理や菓子がレシピとともに並んだほか、農家のお年寄りが漬物を振る舞いながら昔の食卓を語る催しや、鶏の解体教室など30のイベントがあり、家族連れなど多くの人が楽しんだ。

 霧島市や周辺の家庭料理を伝承しようと、NPO法人「霧島食育研究会」(千葉しのぶ理事長)が毎年1回開き、12回目。

 今年は13日に開催。人気が高かったのが、昔のメニュー20種を再現し、よく食べられた時代順に展示した「ばあちゃん直伝料理年表」。切り干し大根の卵とじや、ニラとジャガイモのお焼き、豚みそなどが並び、来場者は熱心にスマートフォンで撮影し、レシピのメモを取っていた。近くの修行利徳さん(78)は「加工食品全盛の今と違い、工夫がたくさんある」と懐かしんでいた。

 ●昨年出品 レシピ集好評

 昨年の「霧島・食の文化祭」に出品された130の料理の調理法をまとめた「家庭料理大集合レシピ集」が出版され、好評を博している。A4判オールカラー、40ページ。1500円(税込み)。

 霧島食育研究会は、毎回、文化祭終了後にレシピ集を作り、昨年分は700部を今月作製した。出品者が材料と調理法、おいしい食べ方を写真付きで紹介している。千葉しのぶ理事長は「霧島の『食』を本を通して伝えたい」と話している。エンガワスタジオ=099(296)1860。2013年以前のレシピ集も残部がある。

【写真説明1】テーブルにずらりと並んだ家庭料理
【写真説明2】調理法を分かりやすく紹介したレシピ集

=2015/12/18付 西日本新聞朝刊=

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