2015年12月22日

広がれ"弁当の日" 350人が意見交わす 福大でシンポ

 全国の1700校以上で実践中の「子どもが作る"弁当の日"」の意義を確認するシンポジウム「ひろがれ!ふくおか弁当の日!」(県教育委員会など主催)が20日、福岡市城南区七隈の福岡大であり、350人が参加した=写真。

20151221syokuiku.jpg "弁当の日"は2001年、香川県の小学校で始まった。子どもが調理技術を身に付けるとともに、自らの手で食事を作ることで見えてくる家族のありがたさや健康への意識を高める効果など、さまざまな角度から実践されている。基調講演では助産師の内田美智子さん(58)が、10代前半で妊娠する女子は家族の会話が少ない傾向があることを示し「家族の食卓を取り戻すため、"弁当の日"を広げたいと思った」と話した。

 健康、学力、大学、家庭と暮らしなどをテーマにした分科会では、"弁当の日"に取り組んだことで、家族や同級生との関わり方や社会を見る目が変化した事例などを紹介。昼休みには、参加者手作りの自慢のおかずなどを交換し合う一品持ち寄りの"弁当の日"もあり、食談議に花が咲いた。

=2015/12/21付 西日本新聞朝刊=

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