2010年5月10日

【元気野菜de元気人間(吉田俊道)】<番外編>読者の声 できることから ほか

 長崎県佐世保市の特定非営利活動法人(NPO法人)「大地といのちの会」理事長、吉田俊道さんの寄稿「元気野菜de元気人間」は先週で掲載が終了しましたが、多くの読者からメールやはがきなどで反響が寄せられました。今週はその一部を紹介します。次週からは大分県佐伯市蒲江の漁師村松一也さんの「豊後水道奮闘記」を掲載します。

 ●できることから
 先日、悪性リンパ腫と診断され、手術を受けました。最初は病名にショックを受け、落ち込んだりもしましたが、わが家の息子はまだ小4、小1。病気に負けてはいけない、家族のためにももっと健康で長生きしたいと強く思うようになりました。
 4回目にこう書いてありました。「ファイトケミカルの力。どんな状況でも生き抜こうとする生命力そのもの」。今の私に必要なものだと、この文章を読み、涙が出ました。家庭での食生活はできることから少しでも変えて、良くしていきたいと思っています。 (福岡市南区、主婦、41歳)

 ●食の大切さ実感
 私は2年前に東京から福岡に引っ越して結婚し、昨年の10月に長男を出産しました。長男が3カ月になるころ、アトピー性皮膚炎と食物アレルギーになり、そこで初めて「食」の重要性に気づかされたのです。
 私は9年間看護師として働いていましたが、人間の体にとって一番大事な基礎となる「食」について、あまりに無知で認識が甘かったことに今さらながら身をもって気づきました。
 まずは自分の食を正すことを実行し、玄米(三分づき米)と野菜たっぷりの和食中心の食生活を送りました。できるだけ有機野菜を選び、添加物を避け、本物の調味料を使って料理をし、朝昼晩感謝しながらいただいています。変化がみえたのは食生活を変えて3カ月たったころです。息子の赤くただれた顔もきれいになりだし、私も体力がつき、疲れにくくなりました。
 私たちも自然のなかで生かされています。自然のなかで生きた命をいただくこと。当たり前でいて最も大切なことを子どもに伝えられる親になりたいと思っています。 (福岡県春日市、主婦西川美穂、34歳)

 ●感謝して食べる
 私の父は10年前から自宅の土地を耕して畑で野菜を作っています。今まで、幼稚園で毎日忙しく働いて帰って家事をばたばたするという生活を送っていましたので、父が収穫する野菜に対して、ありがたいという感謝の気持ちはそれほどありませんでした。
 しかし、吉田さんの記事を読んで、ジャガイモの収穫の手伝いに久しぶりに畑に行ってみて、父が大切に育てていることをあらためて感じました。天からの恵みの野菜、それを育てている父。すべてに感謝することで、食べさせていただくということの意味を知った気がします。 (福岡県、講師、42歳)

 ●生命力を考えた
 4回目の「抗酸化力-育て方で異なる強さ」を読んで、撲は近くの店で買った新鮮なナスよりも、大量の雑草をすき込んだ土で作った無農薬のナスの方が、生命力が強いものだと初めて知りました。
 ナスは育て方によって生命力の強さが変わるのなら、人間も生き方によって生命力の強さが変わってくるのかなと思いました。
 (佐賀県神埼市、小6米倉孝亮、11歳)

=2009/08/09付 西日本新聞朝刊=

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