2012年4月16日

“弁当の日”の10年つづる

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 子どもが作る“弁当の日”の提唱者、香川県の元校長竹下和男さんが、小・中学校在任中に実践した10年の軌跡を、著書「『ごちそうさま』もらったのは“命”のバトン」(自然食通信社)にまとめて出版した。A5変形、160ページ、1575円。

 2001年、給食の整った小学校にあえて“弁当の日”という一石を投じたことで、学校や家庭、地域に生まれたさまざまなドラマを収録。弁当づくりに難色を示していた二つの父子家庭の変化や、荒れていた生徒が1年で涙の卒業式を迎えるまでになった中学校など、心が揺さぶられる話を紹介している。実践にあたってのQ&A集もあり、“弁当の日”に取り組んでみたい人や、教職を目指す若者に、数多くのヒントを与えてくれる本だ。

=2012/04/15付 西日本新聞朝刊=

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