【福岡】立候補予定3氏が公開討論 医療、教育、まちづくりで持論 久留米市長選・14日告示

久留米市長選の立候補予定者3人が出席した公開討論会
久留米市長選の立候補予定者3人が出席した公開討論会
写真を見る

 14日告示、21日投開票の久留米市長選に立候補を予定している新人3人による公開討論会(久留米青年会議所主催)が12日、久留米市諏訪野町のえーるピア久留米であった。市の将来像に加え、医療や教育、まちづくりなどの施策を巡って三者三様の提言が相次ぎ、議論は白熱した。

 元参院議員の大久保勉氏(56)、元商社社員の田中稔氏(64)、元久留米大教授の宮原信孝氏(59)が出席。選挙時に公開討論会の実施を呼び掛けている「リンカーン・フォーラム」(名古屋市)の植松一成氏が進行役を務めた。

 「医療、福祉、教育政策」について、大久保氏は「(観光も楽しむ)医療ツーリズムを売り込む。保育士不足を解消し、待機児童ゼロを目指す」と主張。田中氏は「社会的弱者に寄り添う政策に取り組む。中心商店街の空き店舗に多世代交流拠点をつくり、子どもを見守る」とし、宮原氏は「病児保育を充実させ、母親が働けるようにする。高等教育への進学希望者向けに給付型奨学金を創設する」と語った。

 「まちづくり、産業」に関して、大久保氏は「水天宮や高良山などの資源を活用し、観光客を呼び込む。電子商取引(EC)を促し、企業をサポートする」と提案し、田中氏は「農業は大きな可能性がある。人工知能(AI)や車の自動走行の実験を市内で実施する」と力説。宮原氏は「海外観光客を100倍にし、にぎわいをつくる。九州自動車道味坂スマートインター開設に合わせ物流業を誘致する」と話した。

 会場の定員は約250人で満員となり、熱心にメモを取る姿が見られたほか、入れなかった来場者は入り口前に設置されたモニターで主張に耳を傾けた。

=2018/01/13付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]