【福岡】知事選、異例の候補公募へ 自民県連、現職・小川氏優先せず

 来春予定される福岡県知事選を巡り、自民党福岡県連は15日、福岡市内で選挙対策委員会を開き、推薦候補の公募を決めた。21~28日に論文などの書類を受け付ける。書類選考を経て、29日に面接を行って候補を決定する。

 知事選には現職の小川洋氏(69)が3選立候補の意向を固め、県連幹部に推薦要請。元財務官僚で九州大教授の谷口博文氏(64)も、県連に推薦願を提出している。現職知事が出馬に意欲を示す中で、自民が推薦候補を公募するのは極めて異例。小川氏が公募に応じるかどうかが今後の焦点になりそうだ。

 県連は夏から秋にかけて、所属県議や首長、財界、団体関係者らを対象にアンケートを行い、小川氏の県政運営を検証。前回の委員会では「(小川氏への)厳しい意見が多かった」(大家敏志・選対委員長)として、現職優先の形は取らず、広く人材を募る方針を決めていた。

 県連は、過去2回の知事選で小川氏を支援。だが、2016年の衆院福岡6区補欠選挙を契機に、麻生太郎副総理兼財務相(衆院福岡8区)や一部の所属議員と小川氏の関係が悪化した。麻生氏は独自候補擁立を模索し、水面下で「小川氏降ろし」の動きもある。

=2018/12/16付 西日本新聞朝刊=

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