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久留米大のがん先端治療・研究 拠点化 国から補助 ワクチン実用化 加速に期待

取材に応じる久留米大先端癌研究センターの山田亮所長
取材に応じる久留米大先端癌研究センターの山田亮所長
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 免疫療法「がんペプチドワクチン」など久留米大の先端的ながん治療・研究拠点を目指す取り組みが、文部科学省の「私立大学研究ブランディング事業」の支援対象に選ばれた。本年度から5年間、年額約2千万~3千万円の補助を受ける。9日、取材に応じた同大先端癌(がん)研究センターの山田亮所長は「研究の加速が期待される。地域に密着し、貢献する大学として取り組みを進めたい」と語った。

 全国の188大学・短大が申請し、60校が選出された。九州では久留米大を含め7校だった。

 取り組みは、前立腺がんを対象とした治験を終え、医薬品承認申請の最終段階を迎えているがんペプチドワクチンの実用化と適用拡大▽進行した肝がんを対象に、カテーテルを使い患部そばに抗がん剤を投与する久留米大独自の「New FP療法」の普及▽埋もれている学内の研究成果を新たながん治療、早期発見・診断などにつなげる組織の新設-などが柱。

 このほか、補助金を活用し、最新の研究成果を発信する一般向けの講座やセミナーの開催、今春新設した人間健康学部を中心に地域のがん予防、健康づくりにも積極的に取り組んでいくという。


=2017/11/10付 西日本新聞朝刊=

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