HIV感染者と患者 過去2番目の54人に 昨年の福岡市

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 福岡市は、2017年の1年間に市内の医療機関から報告があった新たなエイズウイルス(HIV)感染者と発症したエイズ患者の合計が、前年比14・3%減の54人だったと発表した。1989年の調査開始以来、過去最多だった昨年に次ぐ2番目の多さだった。

 内訳は、感染者39人(男性38人、女性1人)、患者15人(全て男性)。感染経路は、同性間の性的接触が38人で全体の約7割を占めた。

 HIVは、感染しても自覚症状がない時期が数年続くため、気付いていない感染者も多い。一方で、医療の進歩で早期の発見、治療で発症を大幅に遅らせることができるという。

 市は、各区の保健福祉センターで週1回程度、匿名のエイズ検査を無料で実施しており、市保健予防課は「不安のある人は早めの検査を」と呼び掛けている。

=2018/03/02付 西日本新聞朝刊=

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