対人関係障害、改善できず オキシトシン投与の試験

 対人関係の構築が苦手な自閉スペクトラム症の男性にオキシトシンというホルモンを鼻からスプレーで投与する臨床試験の結果、人とのコミュニケーションの障害を改善する効果は確認できなかったと、浜松医大の山末英典教授らのチームが29日、専門誌に発表した。

 患者103人を2グループに分け、表情や声の調子を話し相手に合わせるといった振る舞いの改善度合いをオキシトシンと偽薬で比べたが、両者に差はなかった。一方、同じしぐさや言い回しの繰り返しが減るなど、一部の症状は改善した。

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