遠隔服薬指導 福岡市がリハ ビデオチャット利用

塗り薬の使い方を説明する原敦子さん
塗り薬の使い方を説明する原敦子さん
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 福岡市は28日、国家戦略特区による要件緩和で、テレビ電話など遠隔で薬剤師の服薬指導を受け処方薬を購入できるようになるのを前に、事業に取り組む予定のきらり薬局名島店(同市東区)で、ビデオチャットで薬を説明するリハーサルを実施した。

 最初は音声が出ないトラブルがあったが、薬剤師の原敦子さん(39)が同市東区志賀島の女性(85)に、塗り薬の使用頻度や特徴など約10分間説明した。原さんは月に2回前後、片道約45分かけて中西さん宅に薬を届けている。原さんは「移動時間がかからないので、より多くの患者さんの応対ができるようになる」と話していた。

 国家戦略特区に指定されている同市は6月14日、薬剤師から遠隔で服薬指導を受けられる事業が認定された。市地域医療課の担当者は「訪問にも遠隔にもそれぞれ良さがある。国家戦略特区によって選択肢が広がったことをPRしたい」と語った。

=2018/06/29付 西日本新聞朝刊=

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