医師の残業上限案に遺族が反発 「他業種より長い」

 過重労働が深刻な医師の働き方を話し合うシンポジウムが16日、東京都内で開かれた。厚生労働省が勤務医の残業規制の上限を最大「年2千時間」とする制度案を示したことに、過労自殺した医師の遺族は「医師も生身の人間だ。ほかの労働者よりはるかに長い残業を認めては、私と同じ経験をする人が必ず出る」と訴えた。

 参加したのは埼玉県の医師、山田明さん(70)。2006年4月、当時大学病院で研修医だった娘は過労自殺で亡くなった。月の残業は200時間を超え、当直は年間77回あったという。

 厚労省は現在、医療関係者らによる検討会で残業規制を議論している。

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