五ケ瀬川に防災ステーション 氾濫対策の資材備蓄やヘリポートも 延岡市と国が整備、21年度完成へ [宮崎県]

河川防災ステーションの整備に関する確認書に調印した延岡河川国道事務所の北園猛所長(右)と、延岡市の首藤正治市長
河川防災ステーションの整備に関する確認書に調印した延岡河川国道事務所の北園猛所長(右)と、延岡市の首藤正治市長
写真を見る

 宮崎県延岡市と国土交通省延岡河川国道事務所は18日、五ケ瀬川水系の氾濫時に復旧作業の拠点となる「河川防災ステーション」を五ケ瀬川沿いに整備すると発表した。ステーションは国が市町村と連携して各地で整備しており、同県での建設は初めて。2021年度の完成を目指す。

 市と河川国道事務所によると、ステーションは東九州自動車道と九州中央自動車道が交差する延岡ジャンクション近くの約1・6ヘクタールの敷地に整備する。国が堤防の復旧に使うコンクリートブロックなどの資材置き場や、災害対策車両の車庫、ヘリポートなどを約7億5千万円かけて建設。市は平常時に防災教育などに活用でき、災害時は活動拠点となる「水防センター」を整備する。

 この日は市役所で整備に関する確認書の調印式があり、首藤正治市長が「地域の安全が高まってほしい」、河川国道事務所の北園猛所長が「過去に被害があった五ケ瀬川水系にステーションができるのは意義深い」などとあいさつした。

 ステーションは1994年から全国で整備が進められ、九州では鹿児島県の川内川や肝属川など8カ所で稼働している。

=2017/04/19付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]