延岡から「食文化」発信 11月に「国際食卓会議」 [宮崎県]

 宮崎県延岡市で和洋の一流料理人を招いたイベント「のべおか国際食卓会議」が11月4、5両日に開かれる。市と商工会議所などが実行委員会を設け、主催する。「もったいない精神」をテーマに、料理店案内本ミシュランガイドで最高位の三つ星店である東京・銀座にあるすし店「すきやばし次郎」の創業者、小野二郎さん(91)と、イタリア・モデナにあるレストラン「オステリア・フランチェスカーナ」のオーナーシェフ、マッシモ・ボットゥーラさん(54)の対談を計画している。

 大分県境と接する延岡市は、フランスとスペインの国境地域で独自の食文化を築いたバスク地方にならって、新たな食文化圏を形成する「東九州バスク化構想」などに力を入れている。世界トップレベルの調理人対談は、延岡市のアドバイザーを務める料理評論家の山本益博さんが企画した。

 山本さんによると、小野さんは「人前で話す最後の機会だ」と意欲を見せ、マッシモさんはチーズを使ったスープの振る舞いを予定しているという。

 今月15日に最初の実行委員会を開き、開催を正式決定した。イベントの詳細については7月上旬に発表、チケット発売も開始する予定だ。食べ歩きなどのイベントも同時開催する計画。

 山本さんは「2人の料理人に共通する『昔のものを大切にする』思いを延岡から発信したい」と話している。

=2017/05/18付 西日本新聞朝刊=

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