世界最大級のクルーズ船誘致へ 油津港の岸壁整備 宮崎県 [宮崎県]

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 宮崎県は、世界最大級となる22万トン級のクルーズ船(乗客定員約5400人)を同県日南市の油津港に入港させ観光振興につなげるため、岸壁整備を始める。22万トン級クルーズ船は2018年にも東アジアに配船される見通しで、九州でも博多港(福岡市)や長崎港(長崎市)で受け入れ準備が進んでいる。油津港は東九州で初の寄港地になる。

 国土交通省によると、九州・山口では博多港、長崎港と下関港(山口県下関市)、八代港(熊本県八代市)が岸壁改良を始めるなど22万トン級の受け入れ準備に取り組んでいる。東九州の港湾で整備が具体化するのも油津港が初めて。

 宮崎県は本年度、国の交付金を活用。油津港に接岸する際の衝撃を和らげる防舷材と、接岸時に岸壁と船をロープで結ぶための係船柱を各1基整備する。事業費は約3600万円。

 油津港へのクルーズ船寄港は14年5回、15年9回、16年22回。14年度に、22万トン級に次ぐ大型の16万トン級(乗客定員約4180人)が接岸できるよう岸壁を整備したことで増えた。同県は22万トン級寄港の経済効果を期待し施設の調査を続けていた。


=2017/06/21付 西日本新聞夕刊=

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