五ケ瀬の小中生が台湾へ 国際感覚磨く、日本人学校で交流も 町出身者の寄付で海外研修 [宮崎県]

台北日本人学校の児童(左)に話し掛ける五ケ瀬町の子どもたち
台北日本人学校の児童(左)に話し掛ける五ケ瀬町の子どもたち
写真を見る
台北日本人学校の児童から台北市内の様子を聞く五ケ瀬町の子どもたち(左側後列)
台北日本人学校の児童から台北市内の様子を聞く五ケ瀬町の子どもたち(左側後列)
写真を見る

 【台北・中川博之】宮崎県五ケ瀬町の小中学生が19~23日、国際感覚を磨こうと台湾・台北市を訪れ文化や歴史を学んだ。23日は台北日本人学校を訪れ、地元の文化や名所についてお互いに紹介し合い、交流を深めた。

 同町教育委員会によると、小中学生の海外派遣は2015年のドイツ以来2度目。ドイツなどで働いた同町出身の80代男性(徳島県在住)の寄付金を元に基金設立、資金としている。

 今回は小学5年から中学3年までの19人が参加。日本統治時代(1895~1945年)に最高権力機関として建てられ、現在も使われている台湾総統府などを見学した。

 日本人学校では小学3年生25人と交流。台北市内の名所や暮らしぶりについて児童から説明を聞いた後、五ケ瀬町の祭りや自然、日本最南端のスキー場などを紹介した。昨春、宮崎県内の中学から台北日本人学校に来た重山史朗校長は「これからは世界の人々と力を合わせて仕事をする時代。若い時に外国の文化に触れることは必ず役に立つ」と語り掛けた。

 五ケ瀬中2年の甲斐真梨亜さん(14)は「台北市内で道に迷ったとき、台湾人の女性から片言の日本語で丁寧に行き先を教えてもらった」と話した。同中3年の太田みゆさん(14)は「台湾と日本のつながりの深さに驚いた。もっと交流してみたい」と意欲を見せていた。

=2017/08/25付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]