宮崎県が林業大学校19年度開設へ 年400人の受講想定 [宮崎県]

 宮崎県は7日、林業や木材産業の技術、経営ノウハウを学ぶ「みやざき林業大学校(仮称)」を2019年度に開設する方針を明らかにした。新規就業者や林業経営者など約400人の年間受講者を想定。同県はスギ丸太生産量が26年連続日本一で、人工林が伐採期を迎えて林業生産活動が拡大していることから、後継者育成や森林の適正管理に役立てる狙いがある。

 大学校は県林業技術センター(同県美郷町)内に拠点を置き、宮崎市内の県有林や県木材利用技術センター(同県都城市)を技能講習などのサテライト施設とする。研修コースで最も長い長期過程(1年)は新規就業者を対象に林業の実践的な知識や技術を教える。

 短期過程のうち50日間のコースは、現場の技術者を対象に小型移動式クレーン運転などの各種免許や資格を取得するための講習を実施する。高品質材の生産や林業経営のノウハウ、適正な森林管理を学ぶコースも用意。森林や林業の役割を知る県民向けの公開講座も予定しているという。

 県は来年度、研修コースやカリキュラム作成など具体的な開設準備に入る。

=2017/12/08付 西日本新聞朝刊=

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