スマホの長所と短所話し合う 宮崎で中学生サミット [宮崎県]

宮崎市の中学生が活発に議論したスマホサミット
宮崎市の中学生が活発に議論したスマホサミット
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宮崎市内の中学で調査した携帯・スマホの所持率。そのうちほとんどがスマホだった(宮崎市教育情報研修センター調べ)
宮崎市内の中学で調査した携帯・スマホの所持率。そのうちほとんどがスマホだった(宮崎市教育情報研修センター調べ)
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 子どもたちのスマートフォンの所持率が高くなりトラブルも心配される中、中学生自身がスマホの利用方法について話し合うスマホサミットが9日、宮崎市の市教育情報研修センターであり、市内の中学校5校の生徒会役員30人が参加した。

 ワークショップ方式によるスマホサミットを全国で展開している竹内和雄・兵庫県立大准教授を講師に、生徒らはスマホのメリット、デメリットを挙げ、問題点や効果的な取り組みなどを話し合った。利用のメリットとして「災害時の情報収集に役立つ」「ストレス解消になる」などが挙がった一方で、デメリットとして「目が悪くなる」「依存してしまう」「LINE(ライン)でトラブルが起きた」などの報告もあった。

 デメリットを減らすためには、「ラインなどの時間を自ら制限する」「各学校で生徒が話し合う」などの意見が出た。参加した5校は、順番にスマホサミット新聞を作成、各学校に配布して啓発することを決めた。

 開催前に同研修センターが実施した5校での実態調査も報告された。携帯・スマホの所持率は中学3年男子で6割に迫り、女子では4分の3近くに達した。インターネットに1日3時間以上接続する生徒は中3男子で4分の1、女子は3割いた。男子の半数がゲームで利用する一方、女子では、会員制交流サイト(SNS)利用が中3で4割を超えていた。1日3時間以上接触している人の1割が、ラインなどを通じて知らない人と会ったことがあるとの実情も浮き彫りになった。

 参加した赤江中3年の岩井亜由美さん(14)は「どんな影響を受けるのか、自分で考えて行動しないといけない」と話していた。竹内准教授は「スマホの問題は、先生が上から言っても難しい。子どもたち自身に考えさせるのが一番だ」と強調した。

=2018/07/10 西日本新聞=

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